雑学界の権威・平林純の考える科学

 「北朝鮮の金正恩第1書記が3月29日、軍の作戦会議を緊急招集し”アメリカ本土へのミサイル攻撃計画”に署名した」北朝鮮メディアが伝えました。しかし、その北朝鮮国内報道で流れた「作戦会議の写真」には、アメリカ本土攻撃計画が見事に映り込んでいて、ミサイルをアメリカのどこに向けようとしているかが、丸わかりだった、という解析がされています(他には金正恩第1書記が21.5インチのApple iMacを使っているとか)。

 日本国内に住んでいる私たちからすると、北朝鮮ミサイルが狙う「アメリカ本土ターゲット」も気になりますが、それより何より、日本国内のターゲットが一番知りたいところです。そこで、(右に貼り付けた)北朝鮮の緊急作戦会議の写真をじっくり調査してみると、金正恩第1書記が座り・作業するピカピカ机の表面、金正恩第1書記の右手の先辺りに、日本周辺地図がわずかに映り込んでいます。そこで、その映り込みに画像処理を掛けて、拡大・復元してみた結果が下の写真です。見事に、北朝鮮作戦会議で映し出されている日本周辺地図が浮かび上がっています。

 日本の上には何カ所か情報が書かれていて、そのうち2箇所に明瞭なマークが描かれています。2箇所のマークのうち、おそらく、一箇所は自衛隊の呉基地で、もう一箇所は厚木基地のように見えます。その他の、情報が書かれている場所は八戸基地や大湊基地辺りでしょうか。…とにかく、北朝鮮の作戦会議に写るモニタ画面上では、日本国内の重要ターゲットは厚木基地と呉基地のようです*。北朝鮮がミサイルを撃ちそうな時が来たら、厚木と呉近くには立ち入らない方が良いのかもしれません。

 ところで、この北朝鮮の作戦会議に貼られた太平洋周辺地図(から復元した日本周辺地図)を眺めていると、「成田空港のあたりから、何本も線が世界へと延びている」ように見えるのは…きっと気のせいですよね。

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*呉ではなくて神戸なのではないか説も濃厚です。